孫と祖母の介護日記

孫の目線で介護のこと書いてます。

異例の早さで特養入所が決まる

最近仕事の納期と祖母の特養施設への引越しが重なり、大分バタバタしておりました。

 

なんと7月後半に特養に応募し、なんと三日後に施設の方からコールバックがありました!!

 

身内が必要になる状況にならないと、特養という言葉なかなか知らない人も多いと思います。

 

特別養護老人ホームとは、在宅での生活が困難になった要介護の高齢者が入居できる公的な「介護保険施設」の1つです。「特養」と呼称されています。

 

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今問題になっているのが、「特養入居待ち」。

民間の有料老人ホームに比べ金額が断然安く、施設によっては100人以上順番待ちをしていて、2~3年待ちも珍しくないようです。

しかし最近特養に入る基準が変わり、要介護3以上と介護度が重かったり緊急性を要する場合には、優先して入居できるようになりました。

 

祖母は要介護5。それでも待ちを覚悟してくださいと言われていた中でも、何と書類を申請してから3週間以内に新しい施設に入れたという異例のスピードでした。

 

リハビリ病院の看護師の方々やその他関係者から、本当にラッキーだったといわれています。

 

今回、申請書の提出から全て私たち家族で行いました。

 

本当は病院にいるソーシャルワーカーが間に入って、こういう手続きを全てやってくれるはずだったのですが、私たちについたソーシャルワーカーがあまりにもひどく・・・(話が長くなるので別の記事で書きます。)

 

自分家族でやったほうが、時間もストレスも軽減されると思い、近くのケアプラザの方のアドバイスをもらいながら行いました。

 

これが吉となり、無事特養入所が決定しました。

 

地域のケアプラザの方の的確なアドバイスにより、書類の書き方プラス特養の現状などを考慮して、うまく申請の通りやすい書類を作成できました。

 

ここで一個大きなポイントとなったのが、

特養のユニット型(個室)の選択

ユニット型のデメリットは、多床室、いわゆる相部屋と比べて金額が高くなります。

やはり入居者やその家族にとってお金の問題は大きく、多くの方が多床室を選択するようです。

 

その理由(おかげ)で、多床室よりもユニットの方が空きがある可能性が高いとのこと。

 

特養を申請する際に、第5希望まで希望を出せます。

 

今回、第2希望と第4希望の施設から電話がありましたが、やはりユニット型の施設から声がかかりました。

 

私たち家族の優先順位は、

 

  • 家族が家から通える範囲
  • 幸いにもおばあちゃんがしっかり貯蓄して年金を受給しているので、きちんとプライバシーが守られる場所でゆっくり生活できるユニット型に入れてあげたい

 

あとはもう高望みはしないので、どうか空いているところに入れますように、そんな感じで、施設から連絡が来るまではドキドキ落ち着かない日々を過ごしていました。

 

そしてまさかの3日後に電話。

 

ソーシャルワーカーのせいで、特養に対して悪い印象しかなかった私でしたが、すっごく丁寧な対応。今までの病院と違い相手もビジネス、私たちをお客様として対応してくれます。新しい施設側の職員が段取り良く祖母と面接、病院からの健康診断の結果確認、家族面談を経て、あれよあれよと入居が決まりました。

 

入居して一週間。

 

多床室とは違い、面会へ行くストレスがかなり減りました。

今は徐々に部屋をデコレーションして祖母が寂しくなうように、家から見慣れた家具を持って行ったり、個人的にも楽しんでいます^^

 

今度は特養での生活の様子を書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:引用:kaigo.homes.co.jp